歴史と伝説

人類の長い歴史を通じ、この美しい色に輝くおいしい果実は、健康、豊穣、復活のシンボルとして崇敬されてきました。染料や装飾など、実用的な利用が普及した文化圏もありました。

ざくろには人を惹きつけてやまない魅力があり、健康に良いと言い伝えられているため、ラファエロやセザンヌからホメロスやシェークスピアに至るまで、無数の伝説や叙事詩、芸術作品の題材となってきました。

今日多くの学者が、聖書に登場するエデンの園にあったのはリンゴではなくざくろだったのではないかと指摘しています。その学説を裏付けるものは、古代から中世にかけて各種存在します。ユニコーンの神話では、その角から「したたる」ざくろの種子がキリストを表しています。また、ユニコーンがつながれたざくろの樹は永遠の命を表しています。